2000年以降、女性だけでなく男性の間でも美容意識が向上しています。

都心部を中心にメンズ専用エステ店が相次いでオープンしており、今後エステ業界の需要は非常に高くなる見通しです。エステ店で勤務をするためにはエステティシャンという資格を取得しなくてはいけませんが、この資格を取るための技術と知識を身に付けるための教育機関がエステ専門学校です。

高校卒業後の18歳以上であればどなたでも入学でき、1日5時間程度の講義と実技指導を2年間受けなくてはいけません。この通学スタイルだと現役学生でないと通うことができず、転職を希望される社会人では通いにくい環境といえるでしょう。西日本を代表する大都市・大阪には2020年3月現在計58校のエステ専門学校があります。このうち26校で夜間通学を可能にしている夜間コースが設置されており、社会人の学生も在籍してエステティシャンを目指されています。

大阪の場合、数多くのエステ専門学校があるため、他校と差別化を図ってより多くの学生を受け入れようとなされているところが多いのが特徴です。その差別化のひとつとして夜間コースが挙げられ、エステティシャンという資格を取得して転職を希望される方にニーズと合致したといえます。エステ専門学校に通って卒業すればエステティシャンという資格を必ず得られますが、大阪の専門学校だと多くの就職先と提携されているため、夜間コースに在籍していても卒業後の進路をスムーズに見つけられる良さもあります。